ブログトップ

ブリキ缶建造記

ddminekaze.exblog.jp

主に1/700艦船模型の制作記録

カテゴリ:白露1942( 7 )

▼艦首尾の旗竿、後檣ガフに付く軍艦旗、艦橋横の救命浮標などを取り付けて、「白露」の完成です。
模型は1942年4月頃の状態を想定しています。
e0198074_1942433.jpg

今回は背景紙(NTラシャ)を使用したオーソドックスな方法で撮影してみました。それなりに良い雰囲気かも。
以前の模型撮影では、市販の海面シート、スチレンボード、EVAスポンジシート、カッターマットなどを適宜組み合わせておりました。

▼とりあえず良さそうな画像をいくつか。
e0198074_19424444.jpg

e0198074_19434260.jpg

e0198074_1944540.jpg

e0198074_19443145.jpg

e0198074_19452376.jpg

[PR]
by minekaze1920 | 2012-04-27 19:47 | 白露1942
■後檣の組み付け

▼後檣は伸ばしランナーと0.14mm厚プラストライプの細切りで自作しました。
艦尾信号灯は適当な伸ばしランナーを細かく切断したものをひとつずつ接着して再現しました。
e0198074_14373474.jpg


■短艇の組み付け

▼このキットのボートダビット部品のように、ランナーと部品の間隔が狭く薄刃ニッパーでもゲート切断が困難な箇所は、「エッチングソー」を用いると良いかと思います。タミヤからデザインナイフの柄に装着可能な商品が発売されておりますが、私が使用しているのは壽屋製で0.1mm厚のものです。
ニッパーに比べてゲート切断に多少時間はかかるものの、部品を折損してしまうリスクをかなり低減できます。
e0198074_14385247.jpg

▼カッター・内火艇ともキットの部品をそのまま組みましたが、そのままでは少々物足りなく感じましたので、“グライプバンド(振れ止めの布帯)”を初めて再現してみました。
e0198074_14435654.jpg

▼グライプバンドの素材は、製図用紙の仮止めに用いられる「ドラフティングテープ」を約0.3mm幅に細切りしたもの。
e0198074_14443669.jpg

タミヤ(3M)の黄色いマスキングテープの粘着成分はアクリル系、ドラフティングテープの粘着成分はゴム系のようですが、粘着力は後者がやや弱めに感じました。紙質の違いもあり、曲面部分に貼る場合はドラフティングテープのほうがよりなじみやすそうです。

なお、実艦写真のグライプバンドを見た感じでは、1/700で0.2mm以下の幅が適当で、船体に比べて黒っぽく写っていることのほうが多いですね。

▼第一煙突左舷側に付く烹炊室煙突は、キットの部品では先端のH字型部分がやや小さく成型されていました。
先端部を静協のリニューアルパーツにある小煙突部品(X18)に置き換えています。
e0198074_14454683.jpg

今更ですがキットの第一煙突部品はやや低いです。今回は修正を見送りますが、1mm程度かさ上げすると横から見て違和感のないシルエットバランスになると思います。
[PR]
by minekaze1920 | 2012-04-15 14:59 | 白露1942
■前檣の組み付け
e0198074_1943066.jpg

・主柱:長さ27mmのテーパー付き伸ばしランナー。
・支柱:長さ24mmの0.2mm径ピアノ線。甲板の取付用ダボ穴は予め埋めておく。
・上下ヤード:0.3mm径の伸ばしランナー。上の長さ3mm、下の長さ8mm。
・見張台:以前制作した「島風」と同様に自作。
・信号斜め桁:0.1mm径の金属線。折れ角約135度に曲げて、片舷の長さ5mmになるよう切断してから接着。

長さを逐一書いたのは、もう一隻制作する際の備忘録のため。

■毘式40mm単装機銃
e0198074_1945223.jpg

タミヤ製「松」キットの25mm単装機銃部品を元に、プラ材で座席などを追加してそれらしく再現しました。
機銃座部品の床の厚みのため、そのまま接着すると腰高な印象になってしまいました。ちょっと失敗。
[PR]
by minekaze1920 | 2012-04-07 19:48 | 白露1942
■主砲の組み付け
基本的にキットの部品をそのまま組んだだけです。
ただし、砲口は0.3mm径のドリルで開口してあります。
e0198074_0145096.jpg

キットの主錨部品は厚みがありすぎるうえ、船体側アンカーレセスの彫りが浅く大きさが合わないので接着には難儀しました。主錨部品の裏側(接着面)を半分程度の厚みまで削ることで対処しました。

それにしても、このキットは艦首形状が秀逸です。

■艦尾の艤装品
ここもキットの部品指定そのままで組んでいます。今回はエッチングパーツを全く使わない習作なので…。
e0198074_0154939.jpg

「春雨」を制作する場合は、艦尾両舷のレール(爆雷投下兼機雷敷設軌道)を舷側ボラード付近まで延長する必要があります。
新造時の「白露」「時雨」のみは、「初春」型と同様の艦尾艤装品配置になっているようです。爆雷投下軌道は装備せず、両舷側に爆雷手動投下台一基、爆雷水圧投下台一基ずつ装備されていました。
戦時中に訓令工事で改修された可能性も考えられますので、キットのモールドもあながち間違いとはいえないと思いますが、同型艦を揃える場合は要注意点でしょう。

■後檣基部構造物
e0198074_0161261.jpg

キットの2m測距儀部品は構造物に直付けで、台座が省略されております。その台座は適当なジャンクパーツを流用。
後部機械室給気筒部品(C33)の取り付けが要注意で、構造物上面のダボ穴が小さすぎて全く合いません…。
「春雨」の図面と比較してみると取り付け指定位置がずれているようなので、修正して接着。構造物のダボ穴はプラ棒で埋めました。

e0198074_0182140.jpg

この程度まで制作が進捗すればモチベーションも上がるはず…なんですけど、なんだか最近制作意欲が低下しております。
平行制作中の丙型海防艦も停滞中です……。
[PR]
by minekaze1920 | 2012-03-11 00:22 | 白露1942
■煙突の組み付け

▼「白露」の第一煙突と魚雷発射管を取り付けました。
e0198074_22245816.jpg

第二煙突は機銃座部品を付けた後に取り付ける予定です。
組立説明書の手順とは逆ですが、先に第二煙突部品を付けてしまうと、機銃座部品が非常に取り付け難くなります。
それから、予備魚雷格納筐と基部構造物部品の組立手順にも要注意ですね。慎重な仮組が必要でしょう。

▼以前塗装した錨鎖甲板とリノリウム甲板との境界をちょっと修正しました。
同型艦でもリノリウム張りの範囲が異なる場合があります(特型…)ので全く確証はありませんが…。
e0198074_2226284.jpg



■「白露」の煙突の白線について

戦時中における駆逐艦の煙突の識別線については、艦船模型雑誌『艦船模型スペシャル NO.25』25頁に詳細解説記事があります。
これと下記の「連合艦隊編成表(※1)」をあわせて見ますと、当時の実艦写真がなくてもおおよその見当が付きます。


【1941年12月(開戦時)】

第1艦隊第1水雷戦隊旗艦>阿武隈
 第6駆逐隊(雷・電・響・暁)
 第17駆逐隊(浦風・磯風・谷風・濱風)
 第21駆逐隊(初春・子日・初霜・若葉)
 第27駆逐隊(有明・夕暮・時雨・白露


【1942年6月】

第1艦隊第1水雷戦隊旗艦>阿武隈
 第24駆逐隊(海風・山風・江風・涼風)
 第27駆逐隊(有明・夕暮・時雨・白露
 第21駆逐隊(若葉・子日・初春・初霜)


【1942年7月14日】

第2艦隊第4水雷戦隊旗艦>由良
 第2駆逐隊(村雨・五月雨・春雨・夕立)
 第9駆逐隊(朝雲・山雲・夏雲・峯雲)
 第27駆逐隊(有明・夕暮・時雨・白露


開戦時の「白露」は第1艦隊1水戦の4番隊所属なので、第一煙突に太線1本と細線1本
(3月28日追記:出沼ひさし様のご指摘により、開戦時から翌年4月頃まで煙突の識別線が消されていたようです。)
・ミッドウェー海戦時は第1艦隊1水戦の3番隊2番隊所属なので、第一煙突に細線3本2本
(3月6日追記:うっかりミスでした。訂正してお詫び申し上げます。)

同じ駆逐隊所属の「有明」「夕暮」「時雨」についても、「白露」と同様であったと考えられます。
今回制作している「白露」の模型は1942年上半期(4月~6月頃)を想定しておりますので、第一煙突に細い3本2本の白線を塗るつもりです。


 (※1)静協の『ウォーターラインガイドブック』に掲載されている「連合艦隊編成表」より一部引用。
[PR]
by minekaze1920 | 2012-02-19 22:28 | 白露1942
▼船体の塗装はおおむね完了。船体色には、タミヤアクリル XF-75 呉海軍工廠グレイを使用しました。
e0198074_2014136.jpg

▼船体塗装の合間に組んでいた艦橋部品を仮置き。キットの出来が良いので、ほぼ素組みでも特に問題ないですね。キットで省略されていた舷灯を、プラ材で追加した程度です。
e0198074_2033813.jpg

[PR]
by minekaze1920 | 2012-01-22 20:07 | 白露1942
フジミ製1/700特-55、駆逐艦「白露」を制作開始しました。
キットは2隻セットですけれども、まず1隻をほぼ素組みで、習作的に制作してみようと思います。
もう1隻は後からそれなりに手を加えながら制作してみるつもりです。
e0198074_10161587.jpg

キットは“前期型武装強化時”ということで、艦橋前に機銃座が新設され25mm連装機銃を一基増備し、第二煙突前の機銃座には新造時の毘式40mm単装機銃から25mm三連装機銃に換装された、1943年頃の状態を再現しています。
模型では、開戦時から1942年前期ごろのネームシップ「白露」を想定して制作します。

■船体の工作
このキットの艦底板は内部埋め込み式ですので、面倒な舷側の継ぎ目処理が不要です。とてもありがたい設計です。合わせ具合は少々きつめでしたので仮組調整が必要です。艦底板の舳先部分と尾部端を若干削ると良いかと思われます。
それから、キットにはバラスト押さえの部品(B2)が用意されていますが、装着すると船体裏面と干渉しますので使用しませんでした。組立説明書ではB2は不要部品となっており、取付指示もされておりませんので無理して付ける必要はありません。

▼舷側の舷外電路モールドは繊細でとても良いのですが、舷窓の庇モールドはちょっと大げさです。個人的には不要なので削り落としたいところですが、艦尾側の舷外電路まで傷つけかねませんので、このまま制作します。
e0198074_10181370.jpg

▼船体部分で手を入れた箇所は、省略されていた艦首尾のフェアリーダーをプラ材で追加した程度です。他にもキットの部品で省略されている艤装品はありますが、今回は見なかったふり。
なぜか艦尾の滑り止めモールドが省略されており、非常に残念です。
e0198074_10184732.jpg


■船体の塗装
まず、下地として瓶入りサーフェイサーを薄めて全体に筆塗りしています。
先にリノリウム張りの部分を塗装します。使用塗料は、タミヤアクリル XF-79 リノリウム甲板色です。
画像では5回塗り重ねた状態で、まだ不完全です。
e0198074_10204959.jpg

▼あらかじめ舷窓の凹モールドに墨入れを行っておきました。
e0198074_10211760.jpg


■船体上甲板モールドについて
キットの甲板モールド表現は、アオシマ製「陽炎」型キットの雰囲気に良く似たものです。魚雷運搬軌条やストリップパターンなど、繊細でスケール相応の素晴らしいモールドです。
人によっては「薄い」と感じられるかも知れませんが、私的にはこれで充分満足です。
e0198074_10214877.jpg

光人社の『図解 日本の駆逐艦』に掲載されている「春雨」平面図と比較すると、画像内で示した「前部機械室天窓」の二つの丸い凸モールド位置が左右で反転しております。
重箱の隅ですけれども、今後同型艦を制作する際の備忘録として記しておきます。

▼念のため、以前購入しておいたピットロード製「白露」の船体部品(画像の上)を一緒に並べてみました。
う~む、ピットロード製品は「初春」型の金型を手直ししただけなので、船首楼後端が長いままですね。
艦首や艦尾の平面形状はフジミ製のほうが細身で、より実艦のイメージに近いと感じられます。
甲板上のモールド位置なども細かい違いがあって(どちらが正確かどうかは度外視して)興味深いです。
e0198074_10235662.jpg

[PR]
by minekaze1920 | 2012-01-09 10:27 | 白露1942