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ブリキ缶建造記

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主に1/700艦船模型の制作記録

カテゴリ:軽巡那珂1944( 12 )

▼ボートダビットは、全てファインモールド製ナノ・ドレッドシリーズの部品を使用しました。
第四煙突両舷に小発を搭載しましたので、松型駆逐艦や二等輸送艦で装備された大型ダビット部品を取り付けています。これは私の独断と偏見によるもので、実艦がどうだったかは不明です。まあ、輸送任務で満載状態の小発を上げ下げすることを考慮すると、従来のダビットでは能力不足ではないだろうか? と愚考した訳です。
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▼「那珂」と「川内」「神通」の違いのひとつとして、右舷中央部のボートダビット形状が挙げられます。「那珂」は甲板端に付く普通のダビットですが、「川内」「神通」の場合は左舷側と同じ外舷に付く大型ダビットです。ただ、これは戦前の写真で確認できる相違点であって、戦時中の「那珂」が改修された可能性も否めません。
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▼艦首尾の旗竿は、倒した状態で再現しました。空中線支柱は面倒なので省略…。
戦闘航海中は原則として艦首尾の旗竿や空中線支柱、雑用ダビット類、手すりの一部などを上甲板の所定の位置に格納したり折り畳んだりするようです。模型でこの状態を再現すると、見映えはイマイチなんですが…。工作は非常に楽ですけどね(笑)。
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▼後檣にエッチングのデリックを取り付けて、ガフに軍艦旗を掲げて、ようやく帝国海軍軽巡洋艦「那珂」1944年時の完成であります。全体的にもう少し追加工作しても良いくらいなんですが、最近(というか大震災以降)模型制作の意欲が減退ぎみで、なかなか手が動きません…。
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きちんとした完成画像は、後日サイトのほうに掲載致します。
(4月24日追記:完成画像アップにつきリンクしました。)


普段模型を制作している作業机がPC用の机でもあり、撮影ブースも兼ねております。
写真を撮る際は机上のものを全て片付けねばならず、結構面倒で時間がかかってしまう原因です…。

▼蛇足ながら、私の模型撮影ブースはこんな感じでかなり応急簡易的なものです。
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▼この状態で接写するとご覧のとおり。なお、拙ブログの掲載写真は全て手持ち撮影で、三脚は未使用です。
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by minekaze1920 | 2011-04-23 21:56 | 軽巡那珂1944
▼短艇の取り付け。
推定となりますが、9mカッター×2、11m内火艇(左舷中央)×1、9m内火艇(右舷中央)×1、10m特型運貨船(小発)×4としました。
手元の資料によると、最終時の「那珂」は輸送用の小発動艇(小発)を4隻搭載していたとされています。しかし、搭載位置の詳細に関しては全く不明ですので、模型では推測で配置しております。
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後部セルター甲板に小発を2隻載せましたけれども、場所が狭く少々無理がありますね。この状態では、主砲の旋回や砲員の移動に支障がでるでしょう。

【2015/01/29 追記】
boilboil様よりコメントいただきました通り、最終時の「那珂」は6番砲を撤去していた可能性が高いと思われます。当時の「那珂」は物件輸送が主任務であったことを考慮しますと、砲力の低下を忍んでも輸送物件や小発搭載スペースの確保が優先されたのではないでしょうか。

制作記その八に後日追記した文中でも言及しましたが、6番砲が撤去されたとおぼしき資料も存在します。

また、日本語版wikipediaの軽巡洋艦那珂ページで現在外部リンクされている、「米機のガンカメラが映した那珂のカラー動画」を観ますと、不鮮明ながら6番砲が存在しないように私の眼には見えました。
よって、私の制作した模型の艤装状態は恐らく誤りです。【追記終わり】


あるいは、9m内火艇を載せた位置に小発を代わりに載せて、後部セルター甲板上には1隻のみとしたほうが良かったかもしれません。ただ、このクラスの巡洋艦で搭載内火艇が1隻だけというのも不便な気が…。
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呉式二号三型射出機は、プラ製部品(フジミ製敷設艦「沖島」で使用しなかったもの)を適当にパテ盛りして、キャンバスに覆われた状態を再現しました。ちょっと手抜きですが、艦載機を載せない場合はこれでも良いかなと。

それから、最終時は応急舵も装備されたと考えられますが、装備位置が不明確のため模型では付けないままと致します。
全く個人的な考えですけれども、5,500t型軽巡の艦尾乾舷は駆逐艦並みに低いため、大型艦と同様に艦尾舷側に応急舵を立てて付けたのか、ちょっと疑問なのです。それに、船体の舵装置が損傷するような攻撃を受けた場合を想定すると、仮に至近弾であっても応急舵自体損傷しそうな危ない位置です。
軽巡「矢矧」のように射出機付近の甲板上に応急舵が設置されたのではないか? とも思う訳ですが、いざという場合に艦尾に移動させるのが大変そうです。専用の台車(?)を用意しておき、デリックで吊り上げ上甲板に降ろした後、艦尾付近まで移動させるのでしょうか…??

さて、あとはボートダビットやデリック、旗竿などを付ければほぼ完成となります。月末までにはなんとか間に合うか…。
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by minekaze1920 | 2011-04-10 21:02 | 軽巡那珂1944
▼前檣トップマストとヤードを伸ばしランナーを使用して工作しました。まだ未塗装ですが…。
二号一型電波探信儀は、ジョー・ワールド製エッチングパーツを使用。
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同型艦「川内」のラバウルにおける1943年時の写真では、不鮮明ながら前檣トップマストに補強用支柱が2本追加されて簡易的三脚檣になっていることが確認できます。最終時の「那珂」も同様であったものと推測し、トップマストを後傾させて支柱を2本追加しております。
なお、「球磨」型や「長良」型で主砲指揮所トップに二号一型電探を装備した各艦も、ほぼ同じようなマストの改装をされたと思われます。
前檣トップマストを後方に傾ける理由は、いうまでもなく二号一型電探を90度旋回させた際にマストが干渉しないようにするためです。

▼艦尾付近の艤装品を徐々に取り付けています。
爆雷装填台や爆雷投下台の枠は専用エッチングパーツにありましたのでそのまま使用していますが、シャープ過ぎるために何だか浮いた感じがしますね…。
五番砲跡の40口径八九式12.7cm連装高角砲は、砲架部分をフジミ別売製品、砲身部分をキット付属のリニューアルパーツにして組み合わせています。
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▼後檣も現在作成中です。こちらもトップ部分は伸ばしランナーで細く作り直しています。
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短艇など、まだまだ残工事がありますので、完成までにはもう暫くかかりそうです…。
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by minekaze1920 | 2011-03-30 19:52 | 軽巡那珂1944
▼煙突に付属する蒸気捨管の組み付け。
アオシマ製「川内型」キットでは、蒸気捨管部品は「川内・神通・那珂」全て共通となっております。
実艦写真資料を見ると個艦や年代による相違点が結構見受けられますので、こだわる場合は自作が必要となります。
蒸気捨管の配置と高さは、1942年4月22日に撮影されたといわれる写真から推定していますが、最終時も同様であったかどうかは不明です。
ちなみに、戦前(1939年頃)の写真と比較すると、第四煙突に付くH字管の位置が左右逆に変更されていますので要注意です。
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▼参考画像として、以前制作した「川内」のものです。
蒸気捨管の他に、第三煙突側面の黒点(雨水抜き穴)の高さが違います。
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具体的な工作方法ですが、「那珂」の各煙突の首尾線上に付く蒸気捨管は、キット部品B28とB29を加工したものです。第一煙突両舷に付く警笛管と、第三・第四煙突に付くH字管は、伸ばしランナーです。

私は塗装済みの煙突本体を船体に接着後、別個に加工塗装しておいた蒸気捨管を煙突に接着するという面倒な手順をとっています。
これは各煙突本体の接着に細心の注意を払う必要があるためで、変な傾きがないか前後左右チェックする際に、蒸気捨管等がない方が都合が良いからです(前回のエントリーで書き忘れましたが、煙突を先に接着してから艦橋構造物を接着しています)。

▼前檣の工作もぼちぼちと進めています。
測的所(主砲指揮所)の窓枠はジョー・ワールド製専用エッチングのものに置き換えました。
ここでの注意点は、天蓋部品(D14)に合わせてエッチングを丸めて接着しておくこと
土台部品(B10)は上方にわずかに抜きテーパーがあるため、こちらにエッチングを合わせて接着してしまうと、天蓋と窓枠に変な段差が出てしまいます。
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探照灯台座周囲のキャンバスは、プラペーパーを形状なりに丸めたものです。
昨年制作した「島風」ではキャンバスを全てカーキ色で塗装しましたが、模型映えを考慮して今回は白っぽいグレイ(XF-80 ロイヤルライトグレイを使用)で統一することにしました。
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by minekaze1920 | 2011-03-21 19:16 | 軽巡那珂1944
このたびの大地震と津波によって被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

▼艦橋構造物を船体に接着しました。
羅針艦橋の防弾板はプラペーパーを使用して一枚板状に再現しています。
個人的に艦橋防弾板は短冊状のイメージが強い(駆逐艦のほとんどが短冊状)のですが、巡洋艦の場合は一枚板状に取り付けた艦(「香椎」が有名)もあるようです。
同型艦の「川内」とは違い、いかつい印象になりました。
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▼煙突本体も船体に接着しました。蒸気捨管等は現在制作中です。
第二~第三煙突間の1.5m測距儀と、第三~第四煙突間の3.5m測距儀はジャンクパーツを使用しています。キットの部品形状がアレなので…。
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また、25mm連装・三連装機銃の機銃台(ブルワーク)を甲板に取り付けました。
制作当初はキットの部品(部品番号:B35)をそのまま使うつもりでしたが、戦時中に増設されたのだから角型ブルワークのほうがそれらしいのでは? と思い直し、ピットロード製品のジャンク部品を加工してデッチアップしました。
機銃台の配置はキット組立説明図の指定位置にほぼ準じています。
しかし、戦時中の「那珂」の増設機銃の数と配置に関しては、手元の参考資料によって諸説あるようで、正確にはよくわかりません…。

まず、(1)光人社の『ハンディ版写真集15』では、“両舷にそれぞれ二五ミリ機銃連装、三連装各一基ずつを増備”と記載されているだけで、増設位置の詳細は不明です。
もともと装備してあった連装機銃とは別に、上記の機銃が増設されたという文意にとれます。

(2)学研本の『軽巡球磨・長良・川内型』では、「那珂」の増設機銃は“一番~二番煙突間の両舷に連装各一基、二番煙突横の両舷に三連装各一基”と記載されております。第四煙突後方両舷の増設機銃に関する記述は全くありません…。

(3)モデルアート『艦船模型スペシャル NO.29』に掲載されている艦形図(102頁)では、第二煙突の両舷に連装各一基(開戦時の状態のまま)、第四煙突後方の両舷に三連装各一基となっております。


…ということで、制作中の模型では機銃の配置と数が正確ではない可能性があります。
増設機銃に関しては他にも疑問点(※)がいくつかありますが、長文になりますのでやめておきます。

 ※追記:学研本の『帝国海軍真実の艦艇史2』191頁に、横須賀砲術学校戦術科の『防空兵装略図』(昭和十八年八月時)が掲載されております。
これによると、軽巡「那珂」「神通」「川内」「夕張」の平面略図が描かれており、増設機銃の詳細位置がある程度推測できます。手書きのラフな略図ですので、ちょっと信用できるものなのか疑問を感じますが、「那珂」に関しては上記の(1)~(3)の資料とも異なる兵装となっており、興味深いものがありました。

具体的には、艦橋前面に連装機銃(恐らく13mm)が一基、第一~第二煙突間の両舷に25mm連装各一基、第二煙突横の両舷に25mm連装各一基となっております。第四煙突後方に増設機銃は示されておりません。
なお、主砲(14センチ砲)の五番砲位置は連装高角砲として描かれており、六番砲は撤去されたのか、該当する位置に描かれていないのが意外でした。輸送任務で小発を搭載するために一時的(?)に撤去されたのかもしれませんね…。
ちなみに、「神通」の略図では五番砲が撤去されており、25mm機銃は連装四基となっております。
「川内」の場合は、これも五番砲が撤去されており、25mm機銃は連装四基、三連装が二基描かれております。
略図には、留式7.7mm単装機銃と思われるマーク“○-”が、「神通」「川内」に二基示されておりますが、「那珂」の場合は“○”のマークのみでした。はてさて…?

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by minekaze1920 | 2011-03-13 14:47 | 軽巡那珂1944
先週は発熱と下痢の症状により2日間寝込んでしまい、模型を制作可能になるほど気力が回復するのにしばらく日時がかかりましたので、模型制作はほとんど進んでおりません…。
病院での検査でインフルエンザではなかったことが幸いでした。

さて、「那珂」の現在の制作状況です。

▼艦底色をXF-7 フラットレッドで塗装しました。
舷側喫水付近の排水口を再現し、汚し塗装も軽~く行いました。
私は汚し塗装をエナメル塗料ではなく、水性アクリル塗料で行うことが多いです。基本塗装がウェザリング塗装を兼ねておりますし、「キレイに汚す」にはこの方が都合が良いのです。
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艦橋構造物を船体に接着する前に、三番砲と四番砲を先に接着しておきます。
組立説明図では主砲を後から取り付けるよう指示されていますが、非常に取り付けにくくなりますので要注意です。

▼艦橋にはエッチングの天蓋をのせ、後部に電探室に見立てたプラ材を接着しました。
確証があるわけではありませんが、二号一型電探が搭載された際に電探用の構造物が増設された可能性が高いと思われます。
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▼後部セルター甲板の右舷側の支柱を、0.25mm厚プラ板と0.14mm厚プラペーパーの細切りで再現しました。
ここは専用エッチングでも部品が用意されています。しかし、プラ材を使用したほうが接着塗装が容易ですし、仕上がりもエッチングと遜色ないと思います。
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方位測定室と空中線整合器は、「那珂」キットの指定部品は一体成型のいかにもプラモデル然とした部品(制作記「その三」参照)なので、両構造物を分離加工した後、空中線整合器は「川内」用の部品(「那珂」キットに不要部品としてあります)を使用しています。
ただ、これらを取り付けると、連装高角砲の射撃の妨げになります。射界制限の枠も再現する必要があります。

今月は全般に体調が最悪で模型制作も低調でしたので、3月はなんとか遅れを挽回したいですね。
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by minekaze1920 | 2011-02-27 22:49 | 軽巡那珂1944
体調不良のため進捗状況は遅々としております…。

50口径3年式14センチ砲の組立。画像はサーフェイサーを塗った状態。
キットの部品は防水布の表現など非常に良い出来です。
しかしながら、砲盾天蓋には何もモールドがありませんので、プラペーパーや伸ばしランナーでディテールを追加しております。
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戦時中の実艦写真から、前部砲群(一番~四番砲)にはシールド後縁に「防水鈑」が確認できますので、四基分にプラペーパーでそれらしく追加しました。
後部砲群(五番~七番砲)の「防水鈑」の有無は写真では不明のため、無しとしています。
「那珂」の最終時では五番砲が撤去されていますので一基分余るわけですが、七基全て制作しています。船体に組み付けるまで紛失・破損の恐れがないとはいえませんので、ひとつでも予備部品があるととても安心です(笑)。

艦橋の制作、その二。画像は船体に仮置きした状態です。
前回からあまり進捗していませんが、13mm連装機銃用の銃座を追加したり、双眼鏡や舷灯など細部ディテールをプラ材で追加しています。
信号所甲板の裏側にはパラベーンを追加しています(最終時には撤去されていた可能性もありますが…)。
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戦時中改装後の「那珂」の図面や詳細写真は残存していないと思われますので、艦橋に付ける細部艤装品に関しては疑問点が多く、少々手が止まってしまっております…。
例えば、 “艦橋後部に電探室が増設されたのか?” “二式哨信儀や逆探は装備されたのか?” “防弾板の形状(短冊状か一枚板状か)と施工範囲。天蓋にまで及んでいたかどうか?” など、考証を気にしていくときりがありません。
まあ、時期的に可能性が高いと思われる部分をデッチアップで再現していこうかと考えております。
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by minekaze1920 | 2011-02-13 20:11 | 軽巡那珂1944
以前の更新以後、船体舷側や甲板艤装品の塗装を随時行っていましたが、未だに完了せず…。使用塗料は、タミヤアクリルXF-54 ダークシーグレイ。
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面相筆でちまちま塗っているせいもあるでしょうが、自分自身で満足できる位までの良好な塗装面に仕上げるためには、結構な日数がかかってしまいます。
まあ、水性アクリルの筆塗り塗装では仕方がありませんね。

冬期間は換気が出来ません(北向きの自室の窓は凍りついて開かないうえ、換気口を開けた場合氷点下の冷気が…汗)ので、長時間連続して塗装作業を行うことは控えております。接着剤もなるべくリモネン系のものを使用したり…。


さて、艦橋の制作もぼちぼちと進めています。
羅針艦橋の床面は木製のグレーチング張りだったと思われますので木甲板色で塗装。
艦橋部品を接着する際には、前檣主柱取付用の穴に適当な長さの1mm径プラ丸棒を差し込んでおくのが良いでしょう。
これはキット部品の勘合精度が良好でなく、接着面の隙間や位置ズレがでやすいため、接着位置の基準を設ける必要があるためです。また、言うまでもなく後で前檣を付ける際に泣きを見ないためでもあります。
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艦橋の窓枠は、ジョー・ワールド製の専用エッチングパーツに置き換えています。
この専用エッチングはとても親切な設計で、羅針艦橋部分をまるごとエッチングに置き換える部品と、窓枠のみの部品が用意されています。説明書も分かり易く書かれてあって素晴らしいです。
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羅針艦橋部分をそっくり置き換えたほうが形状が正確らしいのですが、キットの部品を一部切除しなければなりません。ヘタレな自分は失敗を恐れて、窓枠のみ置き換えることにしました。
それぞれの部品を比較すると、窓枠の本数や平面形状が微妙に異なっていますが、後から防弾板を貼り付ける予定ですので細かな差異は気にならないと思います。
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by minekaze1920 | 2011-01-30 15:55 | 軽巡那珂1944
リノリウム甲板の塗装中です。画像では5回程度塗り重ねた状態で、あともう少し塗り重ねる必要があります。
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戦時中のくたびれた雰囲気を出したいと考え、XF-64 レッドブラウンを使用しました。
このキットのような、こまごまとした艤装品が再現されている甲板を筆塗りする場合、平筆よりも面相筆のほうが経験上塗り易く感じます。
平筆ですと毛先の一部がモールドに引っかかり、塗りムラ・塗り残しが出てしまいがちです。
まあ、面相筆の場合は塗るのに余計時間がかかってしまいますが…。


ところで、5,500t型軽巡の模型を制作する際、個人的に最近疑問に感じていることがあります。

それは、上甲板のリノリウムの張り替え頻度について。

単に私が知らないだけで、未読の資料本にズバリ記載されているのかも知れませんが…。

5,500t型軽巡は就役期間が長かったので、新造時から戦没するまでのおよそ20年間、一度もリノリウムが張り替えられなかったとは考えにくいのです。
油拭きなど日常的に手入れされていたとはいえ、10年も経過すればかなり磨耗・退色していたのではないかと思われます。乗組員の往来が激しい艦橋付近は特に。

少なくとも、後部セルター甲板に関しては近代化改装時に平面形状が大きく変えられたので、リノリウムも部分的に継ぎ足したり、そっくり張り替えられた可能性が高いでしょう。
制作している「那珂」の場合は、開戦直前の改装工事で艦尾の機雷敷設軌条が撤去されておりますので、艦尾周辺も張り替えられたと思われます。
また、戦時中に爆撃などでリノリウム甲板に損傷をこうむった艦ですと、損傷復旧後の状態では継ぎ接ぎ補修された可能性も考えられます。この場合は当然リノリウム押さえ金具も増えますね。

で、結局何が言いたいのかというと、戦時中状態の模型を塗装する際はリノリウム甲板色のベタ塗りにこだわる必要はないんじゃなイカ? ということです(笑)。
むしろ適度に色調の変化を施したほうが雰囲気よく見えるのでは? と思う次第であります。
まあ、これに関しては実際に見たわけでもなく、根拠の乏しい私自身の脳内推測に過ぎませんが、いろいろと当時の状況を想像しながら模型を制作していくことも結構楽しいものです。
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by minekaze1920 | 2011-01-16 17:11 | 軽巡那珂1944
新年あけましておめでとうございます。
年末年始での模型制作は、あまり進捗しておりません…。

▼「那珂」の後部セルター甲板周辺の工作をしています。
酸素魚雷調整所の滑り止め付き鉄甲板を再現するために、ファインモールド社の汎用エッチングパーツ「メタルプレートすべり止め 100」を使用しました。
9.0mm×5.5mmの大きさに二枚切り出し、両面テープで接着しました。
エッチングの厚み(0.15mm)+両面テープの厚み(0.16mm)で、少々段差が出てしまいました…。
余談ですが、このような板状のエッチングパーツを取り扱う際は、通常使う先端の尖った精密ピンセットよりも、幅の広いデカール用ピンセットの方が便利です。
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▼後部セルター甲板部品を裏返して、加工前後の比較をしてみたところ。
右舷側の支柱と側壁を削り取っております。支柱は後からプラ材で取り付けます。専用エッチングパーツでも支柱部品は用意されていますが、今回の制作では使わない予定。
左舷側構造物用のエッチングパーツは、あらかじめ糊代&接着位置ガイド用のプラペーパーを貼っておくと、きれいに接着できます。
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▼模型では五番砲を撤去して12.7センチ連装高角砲を搭載した状態を再現しますので、念のため高角砲の台座部品などを甲板に仮置きしてみました。う~む、かなり窮屈ですね。
高角砲の直前に付く方位測定室と空中線整合器が邪魔な感じもしますが、これが存在しないと困りますので撤去されたとは考えにくいですね。
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水密戸は、目立つ部分はエッチングパーツに、外から目立たない箇所はプラペーパーでごまかしております(汗)。手持ちのエッチングパーツに限りがありますので、なるべく節約するよう心がけております(ケチ?)。
ちなみに、水密戸はトムスモデルワークス製のエッチングパーツを使用しています。
本日は以上です。
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by minekaze1920 | 2011-01-03 22:40 | 軽巡那珂1944