ブログトップ

ブリキ缶建造記

ddminekaze.exblog.jp

主に1/700艦船模型の制作記録

カテゴリ:島風1943( 12 )

短艇の取付け。
艦橋横に搭載されたカッターは7m型のものですので、リニューアルパーツ(X13)を使いました。
部品そのままですと甲板直付けになりますので、底部に0.25mm厚プラ板を細切りしたものを接着して架台に見立てています。
第一煙突横の内火艇は8m型のものです。これは「島風」と「秋月」型後期艦(「冬月」型)のみに搭載されたようです。
ピットロード製の艦船装備セットなどに適当な部品が無かったため、キットの部品を使いました。
e0198074_15273227.jpg

最後に艦尾に旗竿を立て、軍艦旗(ピットロード製小艦艇キットの余剰デカール)を付けました。
戦時中は常時後檣に掲揚されることが多かったようですが、模型は竣工直後の想定ですので、これでもOKかなと…。
なお、爆雷用ダビットはファインモールド製ナノ・ドレッドシリーズの部品です。
e0198074_15285746.jpg

ということで、ようやく日本海軍丙型駆逐艦「島風」(竣工時)の完成であります。(^^)
詳細な完成画像は、後日サイトのほうにアップします。
e0198074_15295096.jpg


【追記】
今更ですが、サイトを閉鎖したのでこちらに「島風」の完成画像を掲載しておきます。
e0198074_21504391.jpg

e0198074_2151772.jpg

e0198074_21521756.jpg

▼大きさ比較。左から、松、島風、陽炎。年時はそれぞれ違いますが模型は各艦の竣工時状態を再現しています。
e0198074_2157932.jpg

[PR]
by minekaze1920 | 2010-12-05 15:35 | 島風1943
前檣中段の“筋交い”を伸ばしランナーで追加しました。
やっぱりこれが有ると見映えが良いです。取付けと塗装にはちょっと難儀しましたが…。
信号所手すりのキャンバスを、タミヤ製0.14mm厚プラペーパーで再現。後からカーキ色に塗装する予定です。
8m内火艇用のラフィング型ボートダビットは、ファインモールド製ナノ・ドレッドシリーズの部品です。
艦載艇は現在塗装中…。
e0198074_21533075.jpg

後檣は伸ばしランナーで作成しました。
艦尾信号灯は伸ばしランナーを細かく切断したものを接着しました。
「島風」の後檣は「夕雲型」に酷似した形状ですね。
それから、艦尾舷側のプロペラ・ガードを0.12mm径の銅線で忘れずに再現しました。
e0198074_21544046.jpg

次回更新で完成となるでしょうか…。
[PR]
by minekaze1920 | 2010-11-27 21:56 | 島風1943
主砲(三年式12.7cm連装砲)と前檣を取り付けました。
e0198074_22103780.jpg

「島風」に搭載された12.7cm連装砲は、最大仰角75度の“D型砲”と呼ばれるものです。
C型砲との外観的な違いはよくわかりませんので、ピットロード製品のC型砲部品をそのまま使用しました。
e0198074_22112582.jpg

砲身先端は0.3mm径のドリルで開口しました。
スケール重視ですと0.2mm弱が妥当ですけれども、まあ模型的表現ということで。
というか、0.3mm径のドリルが余裕で使用できるくらいに砲身自体が太いのです(8インチ砲並み!)。
なお、艦尾上甲板にある装填演習砲や通風筒をプラ材で追加しております。
e0198074_22125286.jpg

前檣の作成には、ほとんどプラ材を使用しています。信号斜桁のみ、0.1mm径の銅線を使用。
戦前の駆逐艦に見られる単純な三脚檣であれば、比較的容易に自作できますが、「島風」のように前檣中段に二号二型電探設置用架台がある場合は、取付角度の調整が難しいですね。
制作中の模型では主柱の後傾角度の調整に失敗しております…。
二号二型電探より上方にある見張台は、タミヤ製「球磨型」軽巡キットの14cm砲身部品の基部を切断加工したものです(下画像を参照)。
プラ棒を削りだすよりも、お手軽に見張台を作成できます(形状はそれなりですが…)。
e0198074_22142751.jpg

前檣の作成にあたっては、公試中の実艦写真と光人社『図解 日本の駆逐艦』掲載のイラスト・図面などを参考にしましたが、ここで疑問点が…。
同書15頁の平面図では、二号二型電探の設置位置が中心線上よりも左舷側にオフセットして描かれています。
他の駆逐艦では大抵前檣の中心線上に二号二型電探が設置されているのに、「島風」だけ例外なのは何故でしょうか?
模型では電探を中心線上に設置しましたが、左舷寄りが正解だとすると、「やってしもうた…」状態ですね。
[PR]
by minekaze1920 | 2010-11-18 22:17 | 島風1943
本日は機銃の取付を行いました。
e0198074_2250991.jpg

竣工時の「島風」の対空兵装は、艦橋前の機銃台に九三式13mm連装機銃が一基、後部煙突後方の機銃台に九六式25mm連装機銃が二基となっております。

13mm連装機銃は、ハセガワ製のエッチングパーツを使用。
銃架基部や座席の一部をプラ材に置き換えています。
e0198074_22512195.jpg

25mm連装機銃は、ファインモールド製ナノ・ドレッドシリーズのものです。
画像ではわかりにくいですが、機銃台中央の2m測距儀はピットロード製部品を使用し、風防をプラペーパーで追加しました。
キャンバス色をXF-49 カーキで塗りました。戦時中竣工した艦艇のキャンバスは白よりも暗いグレイやカーキ色が多かっただろうと思います。
少なくとも、「島風」の公試中の写真ではキャンバスは白く写っておりませんね。

探照灯台座は0.3mm厚プラ板を加工しました。
探照灯の円形足場はジョー・ワールド製エッチングパーツを使用。
方位測定用空中線(ループアンテナ)はピットロード製部品です。ここもエッチングパーツのほうが良いと思いますが、今回は妥協しました。(^^;
探照灯は90cmのものですので、大型艦用の装備セットから流用しています。

次回は主砲の取付とマスト作成かな…。
[PR]
by minekaze1920 | 2010-11-07 22:54 | 島風1943
船体舷側をマスキングして艦底色を塗装しましたが、これが大失敗。
e0198074_21492656.jpg

塗装後にマスキングテープを剥がすと、舷側塗装の塗膜の一部まで一緒に剥がれてしまいました。。・゚・(ノД`)・゚・。
前回の画像と比較すると、マスキングの痕跡がはっきりわかりますね。
筆塗りのムラはあまり気にしない私でも、これは気になってしまうくらい、目立っています。

塗膜の一部が剥がれてしまった原因は二つ考えられます。

 1) 舷側の塗膜が完全に硬化していなかった。
 2) マスキングテープを長時間貼ったままだった。

(1)について。
水性アクリル塗料を常用している方はご存知でしょうが、タミヤやクレオスの水性アクリル塗料は塗膜が完全に硬化するまでに長時間を要します。
表面が乾燥するのは早くても、塗膜が完全に重合硬化するのは意外と遅いものです。
塗装時の状況にもよりますが、おおよそ一週間から半月くらいでしょうか。
他の海外製水性アクリル塗料については、私は使用したことがありませんので、硬化時間はよくわかりませんが…。

乾燥・硬化時間を充分置いたつもりでも、塗膜が厚いと表面上は硬化していても内側は完全に硬化していないということがよく起こり、マスキング時のトラブルにつながるわけです。
特に筆塗りでは要注意。
今回の「島風」の制作では、この点に留意して艦体塗装後二週間以上経過した今頃になってから、艦底色を塗装したのですが…。
やはり、塗膜が少し厚かったのかも知れません。

(2)について。
これは1の点と関連しますが、水性アクリル塗料の場合は「薄く数回塗り重ねる」のが基本セオリーです。
一度薄く塗った後は、できれば一晩以上そのまま放置してから再度塗り重ねるのが吉です。

今回は艦底色(ハルレッド2回+フラットレッド1回塗り重ね)を塗り終わるまで、2日間くらいマスキングテープを貼りっ放しで放置していたのがいけませんでした。
一度塗り重ねたらすぐにマスキングテープを剥がし、次回塗装時に新しく貼り直すのが良いとは思います。
しかし、貼り直すたびに貼付け位置が微妙にズレたりして、非常に神経を使う面倒な作業になりますね。

塗膜剥がれ問題の対策としては、マスキングテープを一切使わないことも考えたりしています(笑)。
実際のところ、甲板や煙突の塗り分けは全てフリーハンドで済ませておりますし、以前制作完成した駆逐艦「松」の場合、マスキングテープを全く使用せずに塗装しておりますので、出来ないこともありません。
ただ、船体舷側と艦底色をきっちり直線(正確には弧線)に塗り分けるのはフリーハンドでは困難かと思われます。恐らくムラムラのガタガタ状態になるかと…。(^^;
[PR]
by minekaze1920 | 2010-10-31 21:56 | 島風1943
模型制作の進捗は芳しくありませんので、久々の更新となりました。
e0198074_1740281.jpg

ようやく艦橋部品を甲板上に接着しました。
今回は妥協して、羅針艦橋の窓はキットの部品のままです。
エッチングの窓枠に置き換える場合は、遮風装置もプラペーパー等で作り直さないとディテールのバランスが取れません。
ただ、遮風装置を実艦の構造通りに再現するのはかなり難しいと思います。

艦橋トップの九九式3m高角測距儀は、ピットロード製の艦船装備セット(II)から該当部品を流用。
キットの部品の方が形状が正確だとは感じましたが、個人的な好みによるものです。

煙突の黒色塗装には、タミヤアクリル XF-69 NATOブラックを使用しています。
文字通り現用AFV専用色でありますが、「やや緑がかった黒に限りなく近いグレイ」というような感じ(私の主観)の色調で、1/700の艦船模型で使用しても良い按配の色ですね。
ちなみに、舷窓や艦橋窓の墨入れにも同色を使用しております。
船体色が明るめですので、フラットブラックをそのまま塗ってしまうと浮いて見えるでしょう。

e0198074_1742842.jpg

「島風」で特徴的な5連装発射管は、キットの部品をそのまま使用。
キットの開発年代を考えると、とても精度の良い部品だと思いますが、魚雷を装填した状態ではない点が残念です。
プラ棒を削って魚雷を追加しようかとも考えましたが、同じ精度で15本作成はとても無理…。

その他、艦中央部の制作で注意するポイントをいくつか。
・ 第二煙突艦尾側に付く蒸気捨管(第三缶室用)が省略されていますので、適当なプラ棒で追加します。
・ 右舷側の魚雷運搬軌条の一部が省略されています。プラペーパーの短冊で追加再現しました。
・ 二番連管と三番連管の間にある通風筒部品の接着角度に注意。
また、その間にある構造物(方位測定儀室)は約1mm程度嵩上げした方が良いです(画像では未了ですが、今後の作業予定)。
[PR]
by minekaze1920 | 2010-10-24 17:47 | 島風1943
煙突の工作をしています。塗装はこれから。

e0198074_21533953.jpg

煙突本体を船体に取付ける際、そのままでは接合部分に若干の隙間が生じます。
あらかじめ煙突側の取付ダボを切除して、接着面を平滑にすると良いでしょう。

艦首側蒸気捨管(部品番号:18)はキットの部品をそのまま使います。
しかし、船体にある取付穴に合わせると煙突側に全く合わなくなりますので、
仮組みを入念に行って接着位置を調整します。中心線上より少し右舷寄りに接着します。
なお、艦尾側蒸気捨管部品(部品番号:19)は、中心線上より若干左舷寄りです。

烹炊室煙突(部品番号:15)は、金型疲労のためか先端のH字型部分の成型が甘いです。
先端部のみ、リニューアルパーツより小煙突部品(X18)に置き換えています。
この小煙突部品は、汎用的にかなり使える部品だと思います。

e0198074_2155730.jpg

細い伸ばしランナーで警笛管を追加しておりますが、ちょっと中途半端ですね(汗)。
でも、管の根元がどこに繋がっているのかがよく判りません…。

コテコテのディテールアップではなく、アッサリ仕上げが私の作風ですので、
煙突を開口したりジャッキステーを作り直したり…というような工作はしていません。
ジャッキステーのモールドが一部消えかかっておりますが、気にしないのが吉。
[PR]
by minekaze1920 | 2010-10-11 22:01 | 島風1943
現状、まだ船体の塗装作業が完了せず。
e0198074_21572984.jpg

リノリウム甲板色は結局5回塗り重ねました。
上甲板のリノリウム張りの範囲については疑問が残りますが、まあこれで良しとしましょう。

船体色には、今回初めてタミヤアクリルのXF-54 ダークシーグレイを使用しています。
ちょっと明る過ぎかも知れませんが、舞鶴海軍工廠製の駆逐艦を再現するには、なかなか良い色調かも。
今後、ムラが目立たなくなるまで更に数回塗り重ねるつもりです。
[PR]
by minekaze1920 | 2010-10-03 22:00 | 島風1943
e0198074_225142.jpg

リノリウム甲板の塗装を開始しています。
使用塗料は、タミヤアクリルのXF-79 リノリウム甲板色。
画像では2回塗り重ねた状態で、更に3回程度塗り重ねる必要があります。
一日1回塗り重ねて一晩寝かしますので、あと三日はかかるでしょう……。

「島風」の正確なリノリウム被覆範囲がよくわからなかったため、私の勝手な推測により塗っております。
光人社『図解 日本の駆逐艦』の80~81頁に、高荷画伯によるイラストが掲載されておりますが、意外な程リノリウム被覆範囲が広いです。
Web上での模型作例もいくつか参考にしましたが、制作者各人の解釈がまちまちで迷うところです。

e0198074_22541855.jpg

塗装の乾燥待ちの間に、艦橋部品のディテールアップを開始。
『図解 日本の駆逐艦』によると、艦橋後部右舷側、信号所真下に構造物(暗号室)が存在するようです。
キットではこれが省略されているため、プラ材で追加工作しています。
う~む、後から前檣の主柱をつける際にちょっと干渉しそうな感じで、ちと不安…。

なお、舷灯には赤・緑の成型色の伸ばしランナーを使用しています。
塗装の際にこの部分を塗り残せば良い訳ですが、仮に船体色で塗りつぶしてしまってもあまり気にしません。
水性アクリル塗料は塗膜が弱いため、ナイフなどの先端で軽くこすれば容易に塗膜を剥がすことが可能です。
一般的に塗膜が弱いことが短所とされる水性アクリル塗料ですが、逆に余計な塗膜を剥がしやすいところが長所とも云えるでしょう。
[PR]
by minekaze1920 | 2010-09-24 23:00 | 島風1943
e0198074_22351027.jpg

本日は船体の工作がほぼ完了したので、塗装のための下準備をしています。
船体の全面に、瓶入りのサーフェイサーを薄~く塗っています。画像では一回塗った後軽く耐水ペーパーをかけた状態で、舷側の一部が剥げています。更にもう一度塗る必要があります。
一般的には、“サフを吹く”という表現なのでしょうが、私の場合は全て筆で塗っておりますので、“サフを塗る”という表現になります(苦笑)。

e0198074_22362616.jpg

私がいつも使用している瓶サフは、タミヤ製のものです。GSIクレオス製品も一応ストックしていますが、そちらはほとんど使う機会がありません。
メーカーによる塗料の相性があるのかどうかよくわかりませんが、タミヤ水性アクリルをメインに使うのであれば、下地塗料も同じメーカーを使うのが無難かと。

e0198074_2237561.jpg

上部構造物部品の整形作業も徐々に進めております。
流石に古い金型(今から38年前…)のため、煙突や通風筒の一部にヒケが見られるのでパテ盛り整形が必要です。艦橋部品も摺り合わせが必須ですね。
[PR]
by minekaze1920 | 2010-09-20 22:40 | 島風1943