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ブリキ缶建造記

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主に1/700艦船模型の制作記録

カテゴリ:1/48 AFV模型( 1 )

■完成画像

▼前回の記事中にて制作中画像を掲載した、ドイツ4輪装甲偵察車が一応完成しました。
1/35ではなく1/48スケール、まだ作り慣れていないAFV模型です。雰囲気だけということでご笑覧ください。
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▼車体は下地塗装としてマホガニーサーフェイサーを塗ってから、タミヤアクリルXF-60 ダークイエローを中塗り、同XF-59デザートイエローを上塗りしています。
個人的に淡白な仕上げが好みですので、汚し表現は控えめにしています。
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▼砲塔上面の手榴弾投擲防止用金網(付属のエッチングパーツ)は、開閉可能になるよう細工しました。可動範囲は狭いです。こうすることで、後から乗員フィギュアを乗せることができます。残念ながら、キットにフィギュアは付いていませんけれど。
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▼車幅表示ポール・方向指示器・フェンダーミラーは、金属素材やプラ材で自作しました。キットではまるごと省略されております。ちなみに、ノテックライトの基部は1/700機銃部品から加工流用したものです。
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▼銃身部分はタミヤアクリルXF-69 NATOブラックで塗装し、鉛筆で軽くなぞってハイライト表現をしています。砲塔内部の銃架部分はキットのままで、特に手を加えていません。
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▼前方フックに付けた牽引用ワイヤーの素材は、茶色染の絹糸です。その上の丸めたシートは、タミヤの「ジェリカンセット」にある部品をそのまま接着しました。しかし、実感に乏しいため、付けないほうが良かったかも……。
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▼後部の車輌番号表示板は、キットの部品とデカールの形状が合っていませんので、薄いプラ板で作り直すべきでした。
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■制作途中画像

▼車体下面は簡素な出来。その分、組立ては容易です。
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▼こだわりポイントとして、雑具箱の留め金具をディテールアップ。1/700艦船模型の汎用エッチングパーツから、それらしい形状部分を見繕って接着しました。
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■制作したキットについて

▼タミヤ1/48MMシリーズ共通の黒箱デザインですが、車両部品、デカール、エッチングパーツはウクライナのICM製です。タミヤ謹製の組立説明書と、ディテールアップ用途として四号戦車用車外装備品の部品が付属しています。
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▼制作参考資料として、艦船と同様に実物を写した写真をじっくり見てみることが一番と考え、昨年写真集を購入してみました。これを見ると、8輪装甲車のキットも欲しくなってしまいます。
他にWeb上で閲覧可能な実車の画像がとても役立ちました。
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実車の写真を眺めてみますと、生産時期による装備品の取付け位置や形状の違いなど、バリエーションがいくつか存在するのがわかりました。この分野の奥深さの一端を垣間見た感じです。


■キットを組んでみた後の所感

 ・部品点数が少なく、組立ては容易。
 ・プラの材質がとても柔らかい。
 ・部品の勘合精度はタミヤクォリティほどではないが、良い部類。
 ・車軸にタイヤを取付ける際は遊びが出易く微調整が必要。
 ・ヘッドライト部品がひと回り小さい印象。
 ・視察窓や各種装着品のモールドが大味。
 ・スケール相応に省略された部分が多いが、独自に手を加える楽しみもある。
 ・付属のエッチングパーツは、艦船用の製品と比較してゲートが太く厚いため、切断する工具の選択が重要。
 ・付属デカールは薄くデリケート。アフリカ軍団のマークがバラバラになり、貼るのに苦労した。

20年位前、ポーランド軍の戦車になぜか興味を持ち、ミラージュ製の7TP戦車や、RPM製TKS豆戦車の1/35インジェクションキットを試しに購入して組んでみたことがありました。結局、途中で投げ出しましたが……(原因は私の技量と知識不足)。
東欧製のキットはそれ以来、個人的に良い印象をもっておらず敬遠していたのですが、このICM製1/48スケールキットで、だいぶ見直しました。まあ、前世紀のキットと比較するのは失礼ですよね。

久しぶりに、AFV模型を素組みではなくディテールアップしながら制作してみて、細部工作、特に金属線やエッチングパーツの取り扱いに関しては、それなりに地力がついたのでは、と自分自身で感じているところです。艦船模型制作の賜物ですね。
しかしながら、塗装仕上げに関しましては、20年前と比べてあまり進歩していない、と感じております。実感あるウェザリング塗装を可能にするためには、地道な研鑽と試行錯誤を重ねる必要がありそうです。

装輪装甲車や軍用車両模型は独特の魅力がありますので、今後もこの1/48スケールで制作していこうと考えています。1/35スケールのほうがアイテム豊富で細部の作りこみに適していますが、その大きさから私の手に余りそうです。
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by minekaze1920 | 2016-02-11 21:58 | 1/48 AFV模型