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ブリキ缶建造記

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主に1/700艦船模型の制作記録

白露1942 その一

フジミ製1/700特-55、駆逐艦「白露」を制作開始しました。
キットは2隻セットですけれども、まず1隻をほぼ素組みで、習作的に制作してみようと思います。
もう1隻は後からそれなりに手を加えながら制作してみるつもりです。
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キットは“前期型武装強化時”ということで、艦橋前に機銃座が新設され25mm連装機銃を一基増備し、第二煙突前の機銃座には新造時の毘式40mm単装機銃から25mm三連装機銃に換装された、1943年頃の状態を再現しています。
模型では、開戦時から1942年前期ごろのネームシップ「白露」を想定して制作します。

■船体の工作
このキットの艦底板は内部埋め込み式ですので、面倒な舷側の継ぎ目処理が不要です。とてもありがたい設計です。合わせ具合は少々きつめでしたので仮組調整が必要です。艦底板の舳先部分と尾部端を若干削ると良いかと思われます。
それから、キットにはバラスト押さえの部品(B2)が用意されていますが、装着すると船体裏面と干渉しますので使用しませんでした。組立説明書ではB2は不要部品となっており、取付指示もされておりませんので無理して付ける必要はありません。

▼舷側の舷外電路モールドは繊細でとても良いのですが、舷窓の庇モールドはちょっと大げさです。個人的には不要なので削り落としたいところですが、艦尾側の舷外電路まで傷つけかねませんので、このまま制作します。
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▼船体部分で手を入れた箇所は、省略されていた艦首尾のフェアリーダーをプラ材で追加した程度です。他にもキットの部品で省略されている艤装品はありますが、今回は見なかったふり。
なぜか艦尾の滑り止めモールドが省略されており、非常に残念です。
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■船体の塗装
まず、下地として瓶入りサーフェイサーを薄めて全体に筆塗りしています。
先にリノリウム張りの部分を塗装します。使用塗料は、タミヤアクリル XF-79 リノリウム甲板色です。
画像では5回塗り重ねた状態で、まだ不完全です。
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▼あらかじめ舷窓の凹モールドに墨入れを行っておきました。
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■船体上甲板モールドについて
キットの甲板モールド表現は、アオシマ製「陽炎」型キットの雰囲気に良く似たものです。魚雷運搬軌条やストリップパターンなど、繊細でスケール相応の素晴らしいモールドです。
人によっては「薄い」と感じられるかも知れませんが、私的にはこれで充分満足です。
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光人社の『図解 日本の駆逐艦』に掲載されている「春雨」平面図と比較すると、画像内で示した「前部機械室天窓」の二つの丸い凸モールド位置が左右で反転しております。
重箱の隅ですけれども、今後同型艦を制作する際の備忘録として記しておきます。

▼念のため、以前購入しておいたピットロード製「白露」の船体部品(画像の上)を一緒に並べてみました。
う~む、ピットロード製品は「初春」型の金型を手直ししただけなので、船首楼後端が長いままですね。
艦首や艦尾の平面形状はフジミ製のほうが細身で、より実艦のイメージに近いと感じられます。
甲板上のモールド位置なども細かい違いがあって(どちらが正確かどうかは度外視して)興味深いです。
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by minekaze1920 | 2012-01-09 10:27 | 白露1942