人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

ブリキ缶建造記

ddminekaze.exblog.jp

主に1/700艦船模型の制作記録

峯風1920 その五

▼制作中の「峯風」の現状。進捗率50%位で、まだまだこれからという感じ。
峯風1920 その五_e0198074_2141495.jpg

▼羅針艦橋内部の再現にはちょっとこだわってみました。
艦橋窓枠とそれを支持する手すり(?)は、ジョー・ワールドの「精密窓枠 Ver.A」から2種を組み合わせ。
操舵輪は、絡車のエッチングパーツを一部使用してそれらしく再現しました。
そういえば、1/700の操舵輪のエッチングパーツをまだ私は見たことがありません…。
海図台は、エバーグリーン製のプラ材(チャンネル1.5mm幅)を使用。
探照灯台座は、ピットロード製品のジャンクパーツです(「峯風」キットの部品ではありません)。
峯風1920 その五_e0198074_214585.jpg

▼魚雷発射管は、キャンバスに覆われた状態を再現しました。
キャンバスの素材には、「シールテープ」を使用しています。画像では無塗装の状態。
「シールテープ」というのは、水漏れ防止のために管工事等でよく用いられる極薄の白色テープのこと。
一応、普通のプラ用接着剤の点付けで固定できましたが、強度的な不安はありますね。
峯風1920 その五_e0198074_2161632.jpg

「シールテープ」を今回初めて模型に使用してみましたが、キャンバスの薄さや質感を再現するにはなかなか良い素材と感じました。
ただ、要注意点もあります。
切断加工する場合には、通常用いる引いて切る方式のナイフは不適です。素材自体の強度がなく柔軟性がありすぎるため、切断部がヨレヨレになってしまいがちです。上から裁断する(押し切る)方式の切断工具があれば便利でしょう。
艦橋前面部には、工作の容易さから0.14mm厚プラペーパーを貼り付けましたが、同じキャンバスを再現するのであれば、どちらかに統一しないとバランスが悪いですね…。
理想的には「手すりのエッチング+シールテープ」ですけれども、工作の難易度は高いと思われます。
by minekaze1920 | 2011-08-14 21:12 | 峯風1920

by minekaze1920