ブログトップ

ブリキ缶建造記

ddminekaze.exblog.jp

主に1/700艦船模型の制作記録

軽巡那珂1944 その四

リノリウム甲板の塗装中です。画像では5回程度塗り重ねた状態で、あともう少し塗り重ねる必要があります。
e0198074_172458.jpg

戦時中のくたびれた雰囲気を出したいと考え、XF-64 レッドブラウンを使用しました。
このキットのような、こまごまとした艤装品が再現されている甲板を筆塗りする場合、平筆よりも面相筆のほうが経験上塗り易く感じます。
平筆ですと毛先の一部がモールドに引っかかり、塗りムラ・塗り残しが出てしまいがちです。
まあ、面相筆の場合は塗るのに余計時間がかかってしまいますが…。


ところで、5,500t型軽巡の模型を制作する際、個人的に最近疑問に感じていることがあります。

それは、上甲板のリノリウムの張り替え頻度について。

単に私が知らないだけで、未読の資料本にズバリ記載されているのかも知れませんが…。

5,500t型軽巡は就役期間が長かったので、新造時から戦没するまでのおよそ20年間、一度もリノリウムが張り替えられなかったとは考えにくいのです。
油拭きなど日常的に手入れされていたとはいえ、10年も経過すればかなり磨耗・退色していたのではないかと思われます。乗組員の往来が激しい艦橋付近は特に。

少なくとも、後部セルター甲板に関しては近代化改装時に平面形状が大きく変えられたので、リノリウムも部分的に継ぎ足したり、そっくり張り替えられた可能性が高いでしょう。
制作している「那珂」の場合は、開戦直前の改装工事で艦尾の機雷敷設軌条が撤去されておりますので、艦尾周辺も張り替えられたと思われます。
また、戦時中に爆撃などでリノリウム甲板に損傷をこうむった艦ですと、損傷復旧後の状態では継ぎ接ぎ補修された可能性も考えられます。この場合は当然リノリウム押さえ金具も増えますね。

で、結局何が言いたいのかというと、戦時中状態の模型を塗装する際はリノリウム甲板色のベタ塗りにこだわる必要はないんじゃなイカ? ということです(笑)。
むしろ適度に色調の変化を施したほうが雰囲気よく見えるのでは? と思う次第であります。
まあ、これに関しては実際に見たわけでもなく、根拠の乏しい私自身の脳内推測に過ぎませんが、いろいろと当時の状況を想像しながら模型を制作していくことも結構楽しいものです。
[PR]
by minekaze1920 | 2011-01-16 17:11 | 軽巡那珂1944