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ブリキ缶建造記

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主に1/700艦船模型の制作記録

軽巡那珂1944 その二

船体に付属する細部艤装品の工作をしています。
フェアリーダーには汎用エッチングパーツを使用し、その他の素材はプラ材です。
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「那珂」の舷外電路の取り回しは、5,500t型軽巡の中でも特異なものです。
1942年4月22日に撮影されたといわれる、「那珂」左舷前方の写真(4月1日の被雷による浸水で艦首トリム状態が印象的な写真です)が参考になります。
また、この写真では塵捨筒と思われるものが舷側に確認できますので、模型でも再現してみました。
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【追記】
完成後になって気付きましたが、「那珂」の繋船桁は舷側のもっと上方(舷外電路が一段下がっている箇所より上)に移設されていた模様です。よって、私の模型の状態は誤りということになります。今更で申し訳ありませんが、これから制作の参考にされる場合、ご注意願います。


艦尾甲板は、キットに「那珂」専用部品が用意されておりますが、船体との勘合がイマイチ。
ここもパテのお世話になりました。
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舷外電路は、【0.14mm厚プラペーパーを約0.4mmに細切りしたもの】を貼り付けています。
これは以前制作した同型艦の「川内」と同様の手法です。
舷側の大部分は硬めのホビーベース製(灰色)、艦首と艦尾部分は柔らかいタミヤ製(白色)として使い分けています。

最近模型制作を始めた方や若い方の中には、“タミヤでプラペーパーなんか出してたっけ?”と疑問に思われるかも知れません。
現在では絶版ですが、昔(20年くらい前?)は普通に流通していたらしいです。こちらの地方の田舎の模型店では、ほとんど見かけなかった記憶がありますが…。
B4版5枚入りで400円(税抜き)は安いっ! 1/700艦船模型のディテールアップ用途のみでしたら、一生分持つかも…(笑)。
0.14mm厚の他に、0.27mm厚もラインナップされていました。
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旧住所が時代を感じさせます。それにしても、なぜタミヤは長らく再販しないのでしょうか。
普通のプラ板よりも売れず、生産コストが高くつくから…なのでしょうかね?

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【追記】
2013年になって、タミヤから新たに0.2mm厚と0.1mm厚のプラペーパー(B4版3枚入り)が発売されました。
旧製品とは厚みが異なり、価格も若干上昇しておりますが、プラペーパーの再販はとても喜ばしいことです。
特に0.1mm厚は紙と見間違えるほどの薄さですので、1/700艦船模型の細部表現には最適の素材でしょう。

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by minekaze1920 | 2010-12-22 23:14 | 軽巡那珂1944