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ブリキ缶建造記

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主に1/700艦船模型の制作記録

軽巡那珂1944 その一

某所で開催中の『第二次巡洋艦祭り』に参加したいと思いまして、軽巡洋艦「那珂」を制作することにしました。
使用キットは、アオシマが2008年に発売したものです。
アオシマの「川内型」キットは箱絵で損をしているような気がしますね。
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軽巡洋艦は機関部外舷に装甲帯を持っていますので、いわゆる“ブリキ缶”ではありません。
このタイトルのブログに載せるのはどうよ…とも思いましたが、まあいいでしょう(笑)。

さて、ディテールアップには、主にジョー・ワールド製の「JPE79 那珂専用エッチングパーツ」を使用するつもり。手持ちの汎用エッチングパーツ・プラパーツなども使います。
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制作参考資料は、主に以下の三つ。
(1) 『ハンディ版日本海軍艦艇写真集……15』(光人社)
(2) 『[歴史群像]太平洋戦史シリーズ32 軽巡球磨・長良・川内型』(学習研究社)
(3) 『艦船模型スペシャル NO.29』(モデルアート社)

(2)の資料には、「那珂」の戦時兵装変遷についての詳細な考証記事があり、これが大いに参考になります。ただ、最終時の武装や短艇の装備位置については、不明な部分もやはりありますので、推測によって制作することになると思います。

以下、最終時(1944年1月~2月17日)を制作するにあたって、最低限これだけはやっておきたい改修点。
・船体の中甲板以下の舷窓を塞ぐ。
・舷外電路の再現(キットでは省略されている)。
・艦橋前の機銃座に13mm連装機銃を装備(キットでは機銃座ごと省略されている)。
・羅針艦橋周囲に防弾板を装備。
・測的所トップに二号一型電探を装備。これに伴い、前檣トップを後方へ傾斜させる。
・五番14センチ砲を撤去し、代わりに12.7センチ連装高角砲を一基装備。
・輸送用の小発4隻を載せる(配置は??)。
・射出機に艦載機(九四式二号水偵)は載せない(最終時は降ろされていた)。
・九四式爆雷投射機一基を艦尾甲板に装備。


前フリが長くなりましたが、船体の基本工作をぼちぼちと進めています。
まずは、艦首のアンカーレセスを平ノミで掘り、舷窓の一部を光硬化パテで埋めました。
舷窓の蓋は再現しないつもりです。模型的にはあったほうが見映えすると感じますが、実際の鋼板の厚さを考慮すると、1/700では0.02mmくらいの段差なので、もう誤差の範囲かと。
個人的に外板継ぎ目の段差の再現にはこだわりませんので、舷窓の蓋にもこだわりません。
それから、舷外電路の装着位置の目安となるよう、けがき針で軽く線を引いておきました。
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前部発射管室を塞ぐ部品(D06)と船体側の合いは良くありません。隙間をパテで埋めました。
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機銃座や構造物等を甲板上に仮置きしてみて、干渉するリノリウム押さえ金具の凸モールドを削りました。
「那珂」にも「阿武隈」と同様、酸素魚雷調整所があったものと推測し、該当箇所のリノリウム押さえモールドを削ってあります。さて、縞甲板の再現はどうしようか…。
後部魚雷発射管の開口部をマスキングテープで塞いでおりますが、これは埃や削りカスの内部付着防止のため。もちろん、あらかじめ四連装魚雷発射管を内部に接着・塗装してあります。
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本日はここまでです。
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by minekaze1920 | 2010-12-13 00:11 | 軽巡那珂1944