「初春」型一等駆逐艦「初春1933」を制作開始しました。アオシマが2010年暮に発売したキットです。

純正エッチングパーツ同梱の限定版キットですけれども、エッチングパーツをなるべく使わない方針で制作します(もったいないですが…)。
キットの船体部品を見ると舷側にバルジがありませんので、素組みすると“就役時”ではなく“新造時”の状態になります。
■船体の組立
まずは船体の組立です。
全般的に部品の勘合精度は微妙な感じですね。
キットの個体差があるのかもしれませんが、パチピタとはいきませんでした。
▼船首楼甲板部品と船体部品の接合部の一部に、隙間がやや目立ちます。
ここはパテで埋めても良さそうですが、後の整形処理がやり難く思えたので、隙間を隠すようにプラペーパーを貼って簡単に処理しました。

▼キットに施されている舷側の外板継ぎ目と思われる凸モールドと、舷窓の庇モールドは大げさなので全て削り落としました。画像は修正後の状態です。

▼残念ながら修正前の写真は撮っておりませんので、代わりの参考画像として「初春1941」キットの船体部品です。

フジミ製「白露」の制作中にも感じたことなのですが、1/700の駆逐艦模型の場合、舷窓の庇モールドは不要! と個人的に強く思います。
細部モールドは無いよりも有ったほうが当然模型映えがします。しかしながらキットのモールドは余りにも太過ぎで野暮ったい成型です。できればヘアライン状の極細彫刻が望ましいところ。
また、日本海軍艦艇の多くは左舷と右舷で舷窓の配置・数が若干異なっております。しかし、1/700のキットでは大抵、左右同位置に舷窓モールドが彫られています(右舷側基準の公式図に準拠してキットを設計するため、これはやむをえないでしょう)。
実艦同様の舷窓配置にこだわって追加修正した場合、もともと部品に庇モールドが存在するとモールドの整合性に悩んでしまいます。庇を一部自作するか、全て自作するか、または元のモールドを全削除するか…。
外板の継ぎ目についても同様で、キットのモールドは模型的なデフォルメとはいえ、不自然過ぎる太さです。
駆逐艦は船体舷側外板の厚みが艦首尾で数ミリメートル、中央部の厚いところでも十数ミリメートルしかありません。“ブリキ缶(艦)”と呼ばれるゆえんです。ですから継ぎ目の段差の厚みもそれなりです。
また、「初春」型の新造時の写真を仔細に見るとわかりますが、リベット重量軽減のために電気溶接を多用して建造されており、船体舷側外板の継ぎ目付近は溶接で少し盛り上がった状態になっています。大型艦の模型制作では定番といえる、サーフェイサーの厚吹きによる外板の段差表現は行わないほうが良いでしょう。
▼上甲板部品にあるスキッドビーム取り付け用のダボ穴をパテ埋め。
キットのスキッドビーム部品を接着する際、こうしておいたほうが隙間なく接着できそうな感じでしたので…。
魚雷運搬軌条の一部が途切れてしまっているので、プラペーパーの細切りで再生しました。

▼艦尾両舷側にある繋船桁を伸ばしランナーで再現しました。
キットでは何故か凹モールドで表現されていました…。

純正エッチングパーツ同梱の限定版キットですけれども、エッチングパーツをなるべく使わない方針で制作します(もったいないですが…)。
キットの船体部品を見ると舷側にバルジがありませんので、素組みすると“就役時”ではなく“新造時”の状態になります。
■船体の組立
まずは船体の組立です。
全般的に部品の勘合精度は微妙な感じですね。
キットの個体差があるのかもしれませんが、パチピタとはいきませんでした。
▼船首楼甲板部品と船体部品の接合部の一部に、隙間がやや目立ちます。
ここはパテで埋めても良さそうですが、後の整形処理がやり難く思えたので、隙間を隠すようにプラペーパーを貼って簡単に処理しました。

▼キットに施されている舷側の外板継ぎ目と思われる凸モールドと、舷窓の庇モールドは大げさなので全て削り落としました。画像は修正後の状態です。

▼残念ながら修正前の写真は撮っておりませんので、代わりの参考画像として「初春1941」キットの船体部品です。

フジミ製「白露」の制作中にも感じたことなのですが、1/700の駆逐艦模型の場合、舷窓の庇モールドは不要! と個人的に強く思います。
細部モールドは無いよりも有ったほうが当然模型映えがします。しかしながらキットのモールドは余りにも太過ぎで野暮ったい成型です。できればヘアライン状の極細彫刻が望ましいところ。
また、日本海軍艦艇の多くは左舷と右舷で舷窓の配置・数が若干異なっております。しかし、1/700のキットでは大抵、左右同位置に舷窓モールドが彫られています(右舷側基準の公式図に準拠してキットを設計するため、これはやむをえないでしょう)。
実艦同様の舷窓配置にこだわって追加修正した場合、もともと部品に庇モールドが存在するとモールドの整合性に悩んでしまいます。庇を一部自作するか、全て自作するか、または元のモールドを全削除するか…。
外板の継ぎ目についても同様で、キットのモールドは模型的なデフォルメとはいえ、不自然過ぎる太さです。
駆逐艦は船体舷側外板の厚みが艦首尾で数ミリメートル、中央部の厚いところでも十数ミリメートルしかありません。“ブリキ缶(艦)”と呼ばれるゆえんです。ですから継ぎ目の段差の厚みもそれなりです。
また、「初春」型の新造時の写真を仔細に見るとわかりますが、リベット重量軽減のために電気溶接を多用して建造されており、船体舷側外板の継ぎ目付近は溶接で少し盛り上がった状態になっています。大型艦の模型制作では定番といえる、サーフェイサーの厚吹きによる外板の段差表現は行わないほうが良いでしょう。
▼上甲板部品にあるスキッドビーム取り付け用のダボ穴をパテ埋め。
キットのスキッドビーム部品を接着する際、こうしておいたほうが隙間なく接着できそうな感じでしたので…。
魚雷運搬軌条の一部が途切れてしまっているので、プラペーパーの細切りで再生しました。

▼艦尾両舷側にある繋船桁を伸ばしランナーで再現しました。
キットでは何故か凹モールドで表現されていました…。









